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秋三題

大国家屋敷] 和気には酒造などで財をなした分限者・大森家の居宅が残されている。


 昔は大森家から兵庫県まで所有地のみを歩いて行けたという大庄屋。
 11月17,18日は年に一度の一般公開日である。 
 ちなみに公開日、大国家の玄関や座敷を飾った生け花は我が家の南天の枝が乞われてお役に立った。 

[田淵家]
 1673年、浅野長直公の赤穂藩転封により藩命で塩田を造成、製塩業を振興させた田淵家の屋敷と庭園(1,300余坪)が海岸沿いの道から山肌高く造成されているが、この屋敷には田淵家子孫が居住しておられるための一般公開が年に一度11月に限られる。


 友人の棟梁が誘いに来てくれて屋敷の造作の勉強に行く。
 屋敷、書院、茶室、そして庭園の管理は行き届き、秋のひと時、紅葉も楽しめた。

[自宅の庭] 
 今日は秋雨に煙る朝を迎える。

 毎朝、窓から庭を眺め日々移ろいゆく自然を楽しむ。
東京の高層MSから眺める景色はいつも林立するビルと山々を遠望することになるが、自然の移ろいが感じられず、カーテンを開けても眺めることはほとんどなかった。
 大森家や田淵家の庭園とは比較にならないが、東京のMS生活に比べると今は贅沢すぎる幸せに余生を楽しんでいる。
 

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サンシュユ事業の進展

 和気で漢方薬の山茱萸などを生産することと、その薬木の景観を観光資源化すること、また花卉園芸や養蜂とも結び総合的な地元密着型の自然産業を育てることを夢として取り組んできた。
 地元の理解者、賛同者が増え、「サンシュユを育てて気を和する郷を創る会」を結成して頂き、さらにはNPO法人を目指すこととなった。
 沖縄博では笹川氏の右腕として博覧会を仕切り、成功に導いた石野芳子さんが経験を生かして見落としの無いように次々に提案をされる。
 定例の検討会は毎月1回(サンシュユの木にちなみ第三週の木曜日)、時に植栽候補地の調査にも行き、お陰で地域特有の諸問題も難なくクリアし展望が開けてきた。
 いよいよ12月には町長と面談して会の目的などを説明することとなった。これはすごいことだ。
 
 さらに総務担当の目賀隆青さんや石野泰造さんはサンシュユ植栽候補地の総覧地図を作成され、また議事録も整理される。

 本当に仕事が早くて確実。 知識、経験というものは凄い。

 

 当初は道楽だからと開き直り「一人でコツコツとやればいい」と思っていたが、次々に課題が解決していく状況を観れば、とても自分一人では出来ずに挫折していたと思えることばかり。
 探しても簡単に見つからない優れた良き友、ありがたい。 

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ああ無情! 吉井川下り

 吉井川は和気を南北に縦断する清流の一級河川で、昔は和気の上流の柵原(やなはら)鉱山の鉄鉱石(硫化鉄鉱)を瀬戸内海の河口まで運ぶ帆かけ船が航行していたという。

 私のカヌー仲間は一緒に関東の河川で遊び、東京湾で漕ぎ、そしてユーコン川を、釧路川源流から釧路湿原までを、さらには小笠原諸島の海を楽しんだ。
 また時には葉山でヨットを、房総ではシーカヤック、江戸川区では和船の櫓漕ぎも楽しんだ仲間である。
 私が和気に越してから東京のカヌー仲間は「河畔キャンプしながら吉井川を海まで下る」計画に燃えていた。
 ところが春、夏、秋と川下りの便りがなく、問い合わせても「もうちょっと待って」という返事。
 ところが立冬も過ぎて寒さも強く感じられる16日早朝、東京の4人のカヌー仲間から「27日から一緒に下ろう」とのこと。確かに吉井川の河畔は紅葉で最高の季節。

 えっ……! 27日から久しぶりの東京用務ですれ違いになる。
 急遽、日程調整が始まる。 延期か強行か…。

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遠方より便り来る 亦

 今年も気仙沼から「もどり鰹」が届く。
 今年はサンマにホタテ貝も同箱されてきたが、今に泳ぎだしそうなピチピチした鮮度でお見事!!!

 気仙沼、釜石、石巻、仙台ではもう20年位前になるだろうか、各地区の医師会主催、万有製薬後援で漢方基礎講座を2年間ずつ開催したことがある。
 お陰で東北でも多くの先生方と交流が出来、また、漢方の初歩を講義した鹿野のことを忘れずにいて下さる先生も少なくない。
 シリーズが終わっても東北人らしい律儀さで毎年土地の名産「もどり鰹」を送って下さっていた気仙沼の先生が居られる。
 そして東北大震災…すぐに手配して各地の先生の安否を調査させ、気仙沼の葛先生もご無事で、避難所で診療しておられるとのことが伝えられた。
 避難所の葛先生とコンタクトがとれ、ささやかな支援を始めた。
 そして昨年も「もどり鰹」の便りを送って下さり、今年も気仙沼の葛先生から「もどり鰹」が届く。
 先生は壊滅した医院から安全な場所に医院を復興されたとはいえ、まだ復興途次。 
 それにも関わらず私へのご配慮、嬉しい限りである。
 海の産物を味わう幸せは知人達と分け合うことにする。 皆さん、集まって!![#IMAGE|S16#]

 昨日は和気・薬証会の先生方が昼食会を開いてくださった。
 「情けは他人の為ならず」以上に、他人から恩恵を受け過ぎている。 ありがたいことである。 恥ずかしくないように努力しよう。