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健康になる食べ方―漢方薬膳の話― 

 和気町の鵜飼谷温泉が町に移管されて昨年は町の健康講座が2回開催され、今年は私に何か話すようにご下命があった。

 町民としてお断りする訳にいかず、と言って一般向けの講演はほとんど無かったので困った。でも精一杯努力させて頂くことした。
 演題は「健康になる食べ方―漢方薬膳の話―]で、基本的な考え方(陰陽五行臓腑論)と簡単な薬膳料理の作り方のお話。

 
 基礎の考え方のところはをご理解頂くのは大変かなと思ったが、皆さんしっかり理解されている様子。



 陰陽で身体を冷やす食品、温める食品、五行説では五臓に配当される食品の組み合わせから、その料理に期待される効果について説明した。
 実際の料理は興味の湧きそうな例を多くしたので結構おもしろそうであった・・・と自己満足。

 いずれにしても過去二回のの講演会は150人前後に対して、もう少し多い来場者[#IMAGE|S43#]
 一般に食について、薬膳についての関心度が高いことが判った。
 和気の活性化の一環として薬膳の町にする案と、それに関連して薬膳の会の発足も話して見た。
 反響が楽しみ。
 まあ急がず慌てず着実に拡大していければ充分。

 11月9日の奈良県の「漢方薬プロジェクト2013」の基調講演も一般大衆向け。
 まあ楽しくやってみるか。

 アッ、雨の音。
 23日処暑、他の地域の渇水と豪雨のニュースを聞きながら、和気は雨が降らなかった。
 今、19時、雨の音。 嬉しい[#IMAGE|S3#] 適度に降ってほしい[#IMAGE|S70#]

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まさか・・・の珍客

 暑くてゴロッと横になって天井を見つめていた。
 何となく天井板に広がっているイタチのオシッコのシミが増えた様に思えるが・・・・とその時。

 「鳥井です・・・」と玄関に力強い声。
 えっ? 鳥井さん?  確か9月1日にはお会い出来るはずとは思っているが、と飛び起きて玄関を除くと鳥井さんの姿。
 
 そして傍に江田五月参議院議員・民主党最高顧問の姿が。
 
 何か町役場にお越しになって立ち寄って下さったそうである。 
 突然の来訪、あわてて麦茶を出して・・・。

 サンシュユ事業についてご質問頂き少し説明させて頂く。
1941年5月のお生まれなので、私が8ケ月は兄さん。でもさすがオーラーがあって負ける。
 お忙しい日々の中で、よく黄雲泊にお立ち寄りいただいたものだ。
 
 江田議員の秘書の鳥井さんとは、黄雲泊開設の初期、サンシュユの手入れをしていたら声をかけて下さって、その御縁でご両親が和気に来られた時に立ち寄って下さって、さらにサンシュユの賛助会員になって下さり・・・・と得難い関係にある。
 人の結びつきは図ってなるものでなし、田舎の隠居にはありがたいことである。

 お二人とも、多難でしょうが国民の為、思うところ精一杯に頑張って頂きたく、ご健勝を願って見送る。

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朋 遠方より付録付き

 いつも世話になることの多い三つ星製薬の嶋田康男部長が来訪。
 彼は黄雲泊開設の初期に慰問に来てくれて二度目の来訪。

 今回は奈良県の薬務課参事(次の薬務課長)の辻本康人さんが同行。
 奈良県は昨年度予算5千万円、本年度予算2千5百万円で「漢方のメッカ推進プロジェクト」を立ち上げ、その一環で昨年度に続く「漢方薬シンポジウム2013」を11月9日に開催。
 私にシンポの基調講演を依頼され、嶋田さんの紹介なので断られずにOKした。
 すると黄雲泊を訪問するので、薬草木植栽―六次産業化の計画設計、立案についていろいろ教えて頂きたいとのこと。
 悪くすると和気の夢事業と競合するので断りたかったガ、予算額にしても競争にならず、むしろWin-Winの関係を築く方がいいかと、来訪をOKした。

 いろいろ状況をお伺いし、私なりに問題点を指摘し、事業推進の基本的な思考方法を説明し、方針の提案をさせて頂いた。
 大顧問団を抱えるプロジェクトだから私の話す程度のことはご存じとは思うが、肩書いっぱいの大顧問団がプロジェクトの白蟻、金食い虫でないことを祈りたい。

 雑談にも関わらず、奈良県の薬草木は今黄雲泊が手を付けている薬草木と競合させないこと、また奈良県に残存しているサンシュユ栽培地を講演の翌日11月10日にご案内頂くことの2つをチャッカリお願いして了承を得た。
 そこで手の内を少しばかり追加して説明した。 Give and take。

[写真の左側は嶋田康男氏、右側は辻元奈良県薬務課参事。
 二人とも固まってハイチーズでは笑わないので「カトチャン、ペッ」と言ったら笑顔が撮れた]

 これから美作市の後山地区の「こぶしの会」、奈良県のプロジェクトなどと協力してWin-Winにしていきたい。

 いろいろ奈良県の事業向きのターゲットの検討の最後に、強壮薬「 鹿尾 」を強く勧めた。
 強壮薬で有名なのは、海狗腎 (オットセイのペニス)だが、これと同様の目的で用いられる鹿のペニスは 鹿鞭
 鹿尾は食材として料理に利用されている強壮剤である。

 鹿なら奈良に迷惑するほど居て、知名度も最高、神の使いという神秘性もあるので鹿の尾を引っこ抜いて乾燥すると1個で三万円はするから六次産業化にはいい案だと薦めた。

 すると「県庁でそれを一言いえば、首が飛びます」だって。
 さすがそこまで悪乗りには付き合ってくれなかったので話は終わりにする。
 ちなみに和気町役場は鹿の尾を持っていくと害獣駆除の証拠になり、報賞金名目で5千円をくれるそうだ。役場の裏で乾燥して儲けているのかな。いつか食材に利用したい。

 11月の再会を約して見送る。
 またいい仲間が増えた。嶋田さんありがとう。 これからも宜しく。

 
[ ところで ] 鹿と言えば、狩猟人口の高齢化もあり、各地で鹿、猪の害に悩まされいる。
 そこで提案。武士の巻狩りの復活。
 武士は大規模な巻狩り、例えば「富士の巻狩り」などをして、戦闘訓練にしたそうな。
 自衛隊の訓練として各地で巻狩りをするのはどうだろう。国土防衛・自衛ためにゲリラ戦が必要になった時の訓練には良いと思うが。

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サンシュユ挿木発根

 サンシュユの挿木活動が提案され、五月のGWから半月毎に100~150本で計700本位の挿し木をした。

サンシュユ苗木生産の一翼を担うつもりで始めたが6月の猛暑でほぼ壊滅状態。
生き残っていた100本位を管理していた。
挿し木運動参加者からは悲観的な報告が多く、期待はしていなかったが、挿木して3ヶ月は経つので元気な株を調べることにした。

何と素晴らしい根が横幅10cm位に張っていた。
 
そこで5株に限って培養土のポットに定植した。

一番右の背の高い苗は昨年秋に挿し木した苗で、鉢を大きくした。

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2013.夏―沈陽にて-1

[ 書籍 ] ホテルから歩いて5分余り、青年大街に沈陽では最も充実した書店がある。
 中医・中薬、料理のコーナーで書籍をあさる。

今回の書籍は薬膳、餃子、粥、素菜、豆腐料理などが狙い。
素菜とは日本の精進料理に相当し、肉食が多くなって体調を崩し、また皮膚が荒れたりする。そこで野菜中心の食事が求められて素菜の流行である。
この流行は20年位前の台湾でもみられ、もちろん今でも専門店がある。
 中国は書籍が安く、1冊が日本円の3~500円で、日本の1/5に感じる。
 また、4階建て書店は、書棚から書籍を階段まで持って行って座り込んで読書している人達で一杯である。もちろん書棚の前でノートを広げて勉強している人も見る。図書館を越える利用度である。
 いろいろ批判はあっても中国人の勉学意欲を支える政策は素晴らしい。

[ 食材、茶、酒 ] 沈陽は物流の中心で、あらゆる物の問屋があり、近在の町や村から買い出しに来る。そのため同業者が1つの地域に集まっている。


 あらゆる食材、調味料、酒類、茶類などが揃っている地域である。
ここでは酒は1箱(500mL入り6本)単位で無いと購入できないことが多い。
若干の食材、高価な1本売りの白酒を買い、ついでに挽肉器と西瓜用の包丁(西瓜刀)を土産用に4本買う。無事国内持ち込み。

[ 白酒 ]
 道端で白酒が売られていた。

 試飲して、小焼王(50度、半斤50元)を買う。
手に持っていたペットボトルの水を道路に撒いて容器にする。

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2013年夏・沈陽にて

[ 沈陽薬科大学研究室 ] 夏休みで袁丹教授はアメリカに行き会えなかったが、秋に日本に来て、岡山にも寄る予定なのでOK。

 研究に励んでいた院生達を誘い老辺餃子館で餃子のコース料理の卓をかこむ。

 左写真 : 沈陽薬科大学共同研究室・鹿野教授室前で
 

 [ 留学生と観劇 ] 富山大・和漢医薬学総合研究所時代の留学生の内の二人の女性が書籍や食材などの買い物に付き合ってくれた。
ナビをi-phoneに頼って自家用車で移動する。ここ数年前では想像もつかない進歩が中国社会に浸透している。
 
白さん、董さんの二人とも大学の教員だが、共にここ2年間で、博士号を取得し、ママになっている。
 ハルピンの王さん、呉さんも同時期に博士号を取得し、ママになっているので、中国滞在中は彼女たちの i-phone に一杯記録された写真の愛児を自慢する親バカにたっぷりつきあう。


 二人は一夜を観劇に誘ってくれた。
 白族の有名な女性舞踏家で「孔雀」という創作舞踏。
 単純に観ると孔雀のラブロマンスに邪魔が入り、悲恋に終わる流れを四季で表しているストーリー。

 でも、演じている男性と女性の扮する孔雀は長い尾なので共に雄のはず、黒く短い尾の孔雀は邪悪な奴ではなく、雌の孔雀になる。
すると雄孔雀同士のホモ恋愛に雌孔雀が邪魔をするストーリーになる。
さらに四季の終わりの冬で、雪が降る舞台は綺麗だが、孔雀は南方の鳥で、雪の積もる地方には居ないので妙な違和感がある。
 どうもこの正確さの追及は私の悪いところかも。

 ところで舞台の端でただひたすら回っている女性が居た。
時の流れを表しているそうだが、ただ一か所で2時間も回り続ける演技設定を酷に感じたが、それをやり遂げた努力には感動した。
 そして終了後の舞台挨拶では、その女性には主演者に並ぶ大きな拍手、声援があり、私も最も強く拍手した。感じるところは皆同じ。

 ところで観劇中に携帯電話やデジカメで写真を撮る客が居る。
 舞台にカメラ等を向けたとたんに後方から緑色のビーム光がカメラを直撃する。
 一部の中国人の礼儀知らずに対しての対策、なかなかやるもんだ。

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中国新幹線と瀋陽の地下鉄

[ 新幹線 ] 中国新幹線は以前にも掲載。

 今回、興味のあったこと。
1.(先頭ではなく)最後尾が泥飛沫でひどく汚れている。何故でしょう。


2.1車両に6ヶのハンマーが窓枠に備え付けられている。事故の時の脱出道具らしい。事故後の対策ではなく、無事故を考えてほしい。

3.ドアの横の壁に小児料金の基準がある。上線より身長があれば大人料金、下の線以下の身長は無料。間が小児料金。中国では年齢でなくて体積で値段が決まる。
 この基準線は古い型の在来線車両には普通だが、改札の近代化された新幹線でもズルする人が居るらしい。 
 なお昔の大人料金は1.4m以上であったが、1.5mに変更されていた。

[ 地下鉄 ] 2年前、沈陽には地下鉄は無かったが、今回、青年大街の定宿ケビンスキーホテルの前に駅が出来ていたので利用する。背景は定宿のホテル。2路線の十字型交叉。

 左は地下鉄駅の入口(日本とほぼ同じ)
 切符売り場は親切丁寧に表示され、綺麗なカードが発行され、下車駅の改札機で回収される。
 何とセキュリティチェックが改札口の前にあり、飛行機の搭乗口と同じく乗客全員の手荷物X線検査がある(写真を撮って怒鳴られると怖いので写真なし)。
 結構、不満分子が多くて暴発を警戒しているのかなと思う。


 プラットホームと線路の間はガラス壁で完全に仕切られていて電車が止まるとドアが開く(無人運転の東京モノレール駅と同じ)。

 

 車内の騒がしさは中国人らしい傍若無人さ(写真を撮って怒鳴られると怖いので写真なし)。
 車内や人混みではリック、ショルダ―等は前に回して下げないとスリの標的。

 ちなみにハルピンも地下鉄が出来ていた。 確かに車ラッシュだが、こんな広い土地で地下鉄は、安易な建設工事のための地下鉄工事という印象もある。昔の日本の列島改造論時代のよう。
 最終的にどこに落ち着くか、長生きして確かめたい気持ちが沸き起こる。

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ドイツ風のジビエ料理

 幸いにも鹿肉、猪肉を届けて下さる方々が出来て、ジビエ(野生獣の肉)料理にチャレンジしている。

 いつも漢方医療に関し交流している北海道の女医のO先生に清水白桃を送ろうかと思ったら、相性が悪いとのこと、代わりにと尋ねたらジビエ料理はドイツ留学中に経験しOKとのこと。
 そこで鹿肉と猪肉を少しお裾分けで送る。


 さっそくメールが届く。
 「先生 こんにちは。
 頂戴した鹿肉の半分を「Sauerbraten(ワインヴィネガーベースでマリネにしたあとポットローストにする)」にして頂きました。
においも全くなく柔らかく美味しかったです。
 残り半分はきのこと一緒にGoulachにしました。
どうもご馳走様でした。」と・・・。
 食欲をそそる見事な出来。 さすが。  
 でも私のドイツ語は少し錆びててGoulachの意味不明。


 こちらは周りの方々の評判で、「鹿肉が堅く、捕獲しても肉を取らずに捨てることが多い」と聞いていた。
 確かに捕獲後の血抜きなどの処理法によって肉の良否が決まるらしい。
 今まで頂いた肉では、実際はそれほど堅くて不味いとは思わなかったが、料理の巾を広げるために、中国で挽肉の道具を買ってきた。

 O先生のドイツ風ジビエ料理法を教わる方が先かな。
 アルミ製の挽肉器が日本円でたった¥300.-位としても・・・これ無駄になったかも。