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黄雲泊に新町民の来訪

 飯豊和クンは本年10月8日生まれ。
 本日、我が黄雲泊に初来訪。


  昨年(2012)春、和気移住、黄雲泊の準備で駅前の杉金旅館に宿泊した。
 その時、生活適地を求めて中国地方の調査に来て居られた斎藤さん夫婦とその娘夫婦(飯豊さん)と偶然同宿となった。 飯豊氏は慶応義塾大学卒。斉藤さん夫婦は定年後の第二の人生へ。

 我々には何か相通じるところがある筈と考えた杉金旅館の女将の仲介で一緒に食事をし、黄雲泊の計画を話させて頂いたり、飯豊さん夫婦の田舎生活への思いを聴かせて頂き、大いに盛り上がるひと時。

 その後、飯豊信(イイトヨ・マコト)氏が職を決め和気に移り住み、奥さんの厚子さんも東京での仕事の切りを付けて和気に、そして飯豊氏の母親の総勢三人が和気町民となり、斎藤さん夫婦は長期滞在者の半町民となった。
 斎藤さん夫婦は古くからの住人のように友人を増やし伸び伸びと生活を謳歌されていた。
 そして飯豊さん夫婦には長男、和クン誕生。「和」と書いてヤマトと呼ぶ。
 初対面からわずか一年半。されど一年半。
 
 和気の新しい生命に幸あれ。

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奈良・薬草木栽培地から

 奈良県は平城京時代から薬草木の採集地であり栽培地であった。
 サンシュユも植栽されていたが現在はほぼ残存していない。

 先日奈良桜井市に残るサンシュユ林を見学に行ったが、その場所のご教示、果実の採集をして下さった福田真三さんから手紙が届きました。 とても嬉しかったので抜粋してお知らせします。
 
 「(前略) 20年代、30年代はまだ漢方が広まっていない時代ですが、また朝鮮などからも輸入されなかった時代です。

 奈良では山間地で(サンシュユが)相当量が生産され、丁度今頃の季節、夜なべ仕事に種子を出し乾燥に励んだものです。
 道路の肩まで土地を有効に利用して街路樹のように植えられ、肥料はその時代、牛車を曳く牛の糞が流れて役立ったものです。
 お寺には必ず何本か植えられ3月には黄色い花が咲き、秋には赤い実が付き、道行く人々の心を和ませたものです。
 1年ほど前でしたが、毎日新聞に備前の国にサンシュユに取り組む人がいるとの記事を覚えています。
 黄雲泊は良き名と存じます。(中略) 
 和気の地を山茱萸の花で飾り、島根との交流があった歴史にちなんで薬草で蘇えらせて下さるよう祈り上げます。(後略)」

 

 サンシュユの花・春黄金花、サンシュユの果実・秋珊瑚の景観が人々の心を和ませて、山茱萸蜂蜜が特産化され、花や実の枝が茶花として出荷でき、漢方薬原料生産、健康食品の生産・・・黄雲泊の夢事業がそれらの基盤になるように今後も「我が道一貫」、日々務めたいと思っています。
 
 

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軽ピックアップトラック-デリバン

 東京から運んだ3ナンバーのアーバンでカジュアルなデュアリスは、道路幅の狭い田舎生活にはミスマッチで運転に神経を使い過ぎて楽しくないことが分かった。
 そこで田舎生活に最適な車はと…三輪バイクも考えたが、結局軽トラに代えることとした。
実際、田舎の道路は軽車両がピッタシ。
 ただ、普通の軽トラでは快適さに欠け、便利さとクールさを狙って軽のピックアップトラックにすることにした。
 ホンダ車の走りの良さも捨てがたい魅力だったが、本車種は現在ダイハツのデリバンのみで残念ながら選択の余地なし。


 デリバンは完成したワゴン車を半切りにして新たに荷台部分を造るのでワゴン車の新車代金プラス改造費になり、かなり割高になる。

 4WD、5AT、エアコンに加えてカーナビ、バックモニター、ドアノブ周りの銀メッキ、サンバイザー等々と、かなり豪華で

雑多で無駄なオプションで、安い普通車並みの出費。
当分はお粥、茶漬けの生活か。

 これに苗を積み、牛糞を貰いに行く、クネクネ細い田舎道を走り知人を訪問する。
 さらに自転車を乗せて町や観光地に行き自転車で走り回る等の楽しみが出来る。


 ナンバーは「『銀河鉄道999』(Galaxy Express 999)」よりデュアリスと同じく「999(スリーナイン)」に。別に思い入れは無い。
 ただし今のところメーテルは居ない。機関車さんも車掌さんも声なしの一人旅。 ・・・・残念。
 そうか、旅の道連れで、デリバンは「メーテル」って名にしよう。
 またまた田舎生活が豊かになった。

 納車は11月22日大安
 この日は語呂合わせでいい夫婦の日」だが、「バツ1モドキ」、「半ばバツ1」的状態では…「ゴメンナサイ」である。

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薬証会第一期修了へ

黄雲泊・漢方寺子屋と称して薬証会(漢方臨床基礎講座)を開講した。
 2012年7月22日に第一組と第三組のダブルヘッダーが第一期の最初であった。
 そして今日、8月8日から始まった第五組が一番に修了し、順次修了していく。
 第五組にご参加頂いた臨床医の先生は総社市、倉敷市、および岡山市内から片道1時間以上もかけて通って下さったが、かなり漢方経験が深い先生方。

( 上の写真 薬証会風景・第5組ではありません )

 どのクラスの先生でも、多忙の中で知識の吸収に努める姿勢、医院からの問い合せ電話で処置の指示(?)、次回の日程調整のヤリクリなどの様子を見ていると本当に医業は休む間もなく、精神的にも肉体的にも大変なことだと思い、改めて頭が下がる。
 そんな方々に「一度でも欠席したら退学」なんて傲慢な要求をし、それを認めて参加頂いた寛容さに、今更恥ずかしく身が縮む。謙虚になろう。
 でも全員が毎月通って下さった。ありがとうございます。
 今後少しでも診療のお役にたてれば…と祈るばかり。

 身辺整理をしていたら京都府立医大と京大の合格通知が出てきた。
 それを見て、あの時、医業ではなく教育研究職の道を選んでいて良かったとつくづく思う。
 恐らく私なら、かなり投げやりで無責任、不勉強な医師に成っていたに違いない。
 今のお医者さんは大変な業務だ。 尊敬 !!

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相模原の「やまといも」って

 和気で夢事業を始めて、ある日、偶然(?)お近づきになった人に鳥井良輔さんという方が居られる。
彼のご縁で両親は黄雲泊夢事業にも賛助会員として応援して下さり、「サンシュユの会一周年の集い」にはご主人共々相模原から駆けつけて下さった。

 備前で見付けた「臥龍ひしお麹」を送ったら喜んで頂き、甘麹が届き、今日は相模原の「やまといも」が4kgも届く(オッ、倍返しだ)。
 「おろし」が美味しい評判の特産品、ブランド化し販売ルートも限定である。
 すごい物を頂いた。
 今日の夕食はおろし芋にして山かけ…。
 それにしても皆さん本当に独居老人をいろいろ心配して下さる。
 もう「いつか恩返しを」と言える歳なのに。ありがとう。
 知人にお裾分けしても2、3品のレシピに使えそう。楽しみ。

 [ 最近のいろいろ ] 和気町長選挙 : 2014年4月には和気町長選があり、現職は勇退とか。
それで町長選に立候補を予定する人が(某町議の紹介とかで)来訪され歓談した。
お話は未だありきたりの総論のレベルで具体的な公約がないので判断はしがたい。黄雲泊夢事業を高く評価して頂いたが、それもまだ立候補予定者の言辞の範囲かも。
 どなたにしろ、その地に住む人達が幸せになれる施策をして下さることを期待するしかない。
 卒業生から : 日中医学の雑誌で偶然私の名前を見つけ、30年前の大学生活を思い出して懐かしくなったと大学の教え子からメールが届く。
 製薬企業の事業部で活躍中だからネットで本ブログを見つけるのは簡単。 
 私の方はお陰であの頃の一生懸命だが未熟だった自分を思い出した。ごめんなさい、皆さん。 
 今冬の予定 : 薬証会は12月22日までにして、24日から1月15日までの三週間、北海道でスノーボード三昧として、航空券、ホテルの手配も完了。
 ボード仲間に会える日を楽しみに。
 

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 サンシュユ植栽地見学

 
 奈良県は薬草栽培の歴史のある地域である。
 我が黄雲泊夢事業の中心に据えたサンシュユも生産されていたが、現在は出荷が無い。
  和気でサンシュユ植栽事業を進める上で、まだ奈良に生産農家があれば、それを阻害しない注意が必要であり、時にwin-winの関係も意識し、さらに出荷されなくなったとすれば、その現状から学ぶ点があると思い、今回の講演を機に(旧)サンシュユ産地を見学することを奈良県庁に無理をお願いした。
[ サンシュユ植栽地見学 ] 
 サンシュユ(生薬・山茱萸)の出荷が無いので産地という地域は無いが、昔生産用に管理されていたサンシュユ林の残存がある。




 県庁薬務課の辻元さん、生薬協会の嶋田さんが同道してくださり、薬草栽培篤農家福田さんに紹介された場所を訪ねる。

 福田真三さんによれば福田商店も昔はサンシュユを二反位植えて出荷されていたとのこと。
 福田さんに教えられた桜井市山田のサンシュユの林に行く。 
 このサンシュユ林は2ヶ所、樹間2m位で整然と植えられた100~150本が残っている。
ただ、樹高は自然のままで6m以上はあり、放置されている状況。
 実際、このままではサンシュユ果実の採集には安全性や生産効率面では不十分で現代的ではない。

 ただ、大坂から花卉業者が来て茶花用の花枝が採取されているそうだ。
 業者が茶花出荷に花枝を取っても開花最盛期には春黄金花を観賞する人達が近くの山田寺に駐車して集まるそうである。

 サンシュユ樹形を変えての観賞用(観光・養蜂)と果実・花卉生産用に分けて植栽する黄雲泊の方針は正しいと思えた。

 桜井市山田のサンシュユ栽培地跡を観察すると共に果実をサンプル採取した。
 さらに帰宅した翌日には福田真三さんから宅急便で果実が届き、総量2.8kgの果実が得られた。これは種子に換算すると2,500個弱になる。
 また福田さんから電話でサンシュユの播種についてご教示を受ける。

 昨年1,500粒の種子に相当するサンシュユの果実を提供頂いた岡山大学薬草園から、今年もご協力が期待でき、かなりの量が確保できると思われる。
 岡山大学と奈良県桜井市(福田さん)の種子で総量5,000粒以上の種子が確保出来そうで、種苗の過去二年間の植栽分と播種分、今年の種子確保で「狸の皮算用」ではほぼ一万本になる。
 早くも「一目千本、見渡して一万本」が実現可能になってきたが、作業は樹木だけに育苗が大変だ。
 黄雲泊事業は当初の予測を越えた進展をしている。
 ありがとう。皆さん。

 東北から取り寄せたナルコユリ、アマドコロの苗もサンシュユの果実と同時の配達便で届く。
 これらは山菜(山のアスパラ)として田土の特産品に出来るか、田土の長宗 常久・敬子さんが栽培試験ご協力して下さることとなった。黄雲泊の畑にも植えた。
 サンシュユの金時種と大実(ジョリコ・西洋種)の2種の苗の見本が届き各100本(計200本)発注する。
 中山間地区の田土地区と丸山地区の棚田に生産用として、周辺の山際に観賞用として100本ずつ植栽する予定。 
 現在入手・育苗を行うサンシュユ種子も地元の了解と協力があれば、主としてこの二地域に投入し、黄雲泊夢事業として、先ずこの2地区に集中したいと思っている。
 

 12日、サンシュユの果実を受取り、秤量して、昼前に何となくサンシュユ種子の調製作業を始めてしまい、途中に来客を挟んで結局午後5時に完了した。
 2,500粒の種子を土中に保管。果実は一応「天日干し」とする。
 今年は岡山大学分を合わせて5,000粒を越すに違いない。 楽しむぞ !!
  

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「漢方薬シンポジウム2013」―当帰―の講演

[ 漢方薬シンポジウム2013 ] 奈良県主催のシンポの当帰の課題についての基調講演を任され久々の奈良。


 講演は参加者(680人)のほとんどを占める一般向けに「当帰とは何だ」というテーマで当帰の全体像を解説した。
 参加者のアンケートではシンポジウムのメーンの講演やパネルディスカッションの中で、鹿野の基調講演は一般向けの気楽な内容のためもあり、最も高い評価を頂き、役目を果たしたと思う。
 さらに楽しかったのは開演前後に多くの友人に会え、また多くの友人が出来たことである。
 翌日のサンシュユ植栽地は別に記載。 

[ 淡路島パソナ ] パソナグループ(企業)として多彩な活動をされているが、その一つに淡路島を拠点に(株)パソナ農援隊がある。
 午前中は援農と農業実習、そして午後は製パンや個人活動(音楽、絵画、漫画や小説の執筆、料理などを学ぶ)を行う場を提供している。
 アーティストとして自立する道を開こうとする若者や、就農を目指す若者が生活している。

 薬草・ハーブ栽培と活用で活動の幅を広げるために助言を求められ、奈良の帰路に立ち寄ることにした。

 廃校になった小学校校舎跡というが、新築並みの資金を投入したと思われる位立派に改装された建物には料理教室、音楽・舞台教室、自家製の野菜やパンの店、フランスで研修された一流シェフによるレストランなどがあり、どちらを見ても若者ばかりである。
 迎賓宿舎に1泊し小雨の中、農地、周辺環境などを視察、案内され、意見交流を行った。
 ハーバード大で学ばれた元議員と歯科医師、常務の三人の接遇担当者は共に40歳前の知識人で若き精鋭。
 今後の発展が楽しみであり、お互いの発展のための交流を期待したい。 

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朋  超遠方より来る。また楽しからず也。

15年前、鹿野は中国沈陽薬科大学に研究室を開設した。

 実際の日常的な運営は博士号取得の研究を指導した袁丹教授(当時は助手)に任せ、共同研究室として研究機器備品の支援、委託研究の紹介、時々の訪問での研究討議やメール連絡で関与しているだけ。 
 袁丹教授のご主人は会社経営者、息子はアメリカの大学生。
 熱心な研究活動で沈陽薬科大学を支える骨幹教授と評価され、京都薬大からは客員教授の資格も与えられた。私が育てた素晴らしい教育研究者のひとり。

 袁丹教授は研究協力機関の名古屋市立大学生薬学研究室と京都薬科大学生薬学研究室を訪問するため久し振りに日本に来て、私の黄雲泊にも立ち寄ってくれた。 

 

 立ち寄ってくれたといっても10月31日から11月8日までの間に両大学を訪問する以外は黄雲泊に居て、我々の共同研究室の研究の課題や状況を話し合い、そして和気町内のサンシュユ植栽予定地や薬草園などに案内しいろいろ討議した。黄雲泊事業の説明などで交流し楽しい時間が過ぎた。
 

 観光として鹿野自身も初の「しまなみ海道」のドライブ、讃岐うどんを賞味(写真右)した。
 研究室は袁「丹」がボス(頂点)という意味で丹頂鶴が飛翔している図がシンボルマーク。そこで檻の外の丹頂鶴を観察したい希望があり、岡山県自然保護センターの自然飼育の丹頂鶴の観察を楽しむ(写真左)。
 瀬戸内海の五味の市では夕食のために新鮮な渡り蟹や貝を買い、B級グルメのカキオコを食べる。
 また温泉好きということで和気の鵜飼谷温泉にも案内した。
 黄雲泊、田舎生活の印象は、中国で想像していたよりも素晴らしいと褒めてくれた。