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松山薬証会(第11回)
 2月27日は、定例の松山薬証会。
 いつもながら、松山の先生方は温かく迎えてくださり、無事に終了した。
 さらに漢方同源堂薬局を訪問し、処方箋調剤や薬局製剤、生薬のことと薬剤師の4人と2時間ばかり質疑応答。
 松山の一日は、本当に楽しい時間である。

 あと4回くらいの予定だが、エンドレスで来るようにと励ましの言葉。
 ありがたいことだ。
 ところで、いつもホテルの窓から見える松山城には上っていない。
 次回の4月には、見学に行きたい。
 
 



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サンシュユ植栽事業中止
 余生をおくるについて、今までの専門分野・漢方医薬学の関連で何か社会に還元できるものはないかと考え、漢方臨床基礎講座、薬膳学校と共に「サンシュユ植栽」を始めた。
 サンシュユは春の開花期は桜の開花のピンクが黄金色になるような「春黄金花」との黄色い雲が見られ、秋は秋珊瑚と呼ばれる紅の果実(漢方薬「山茱萸」)が樹いっぱいに実る。


 これは漢方薬生産に限らず、観光資源としても価値があり、春の生け花の花材としても極めて有用である。
 和気でサンシュユの植栽、産業化を行うため、サンシュユの植栽に関する資料が不十分なので10年計画で植栽の適性を検討することとした。
 そして昨年(平成29年)知人のM氏が中国の学術専門書を入手し、わざわざ送ってくれた。
 それを翻訳して、今まで知りたいと思っていたことがすべて記載されていたが、同時に和気の気候風土がサンシュユの植栽には不適合であることが分かった。
 特に①植栽地が水捌けの良い土地(山腹や土手などの傾斜地)、②多雨多湿、特に夏季の多雨は必須、年間湿度70-80%が生育環境。
 瀬戸内海気候で、特に乾燥して(湿度30-40%)爽やかさは、居住環境としては最高だが、この和気の普通の気候とは相反していた。
 このことが最初に分かっていれば・・・と。
 その視点で、和気のいろいろな場所にあるサンシュユ20ヶ所以上を、関係者と共に周り、比較観察し「和気の気候風土はサンシュユの植栽に適しない」という結論に達した。
 そこで「サンシュユ植栽事業の中止」となった。
 10年計画が、学術書のおかげで6年目に結論が出せたのは不幸中の幸い。しかし文献は大切と、しみじみと思った。
 この状況が分かれば「中止を決める」のは科学的姿勢として当然で、かつ簡単だが、問題は「けじめとしての後始末」である。
 そこで「和気の気候風土とサンシュユ植栽の適合性について」の小冊子をまとめ、また、関係各位に発送するのは、かなりの部数の印刷と発送の作業量だったが、同時にこの6年間で、かくも多くの方々のご支援を得ていたのだと実感し、感謝しながら行った。
 性懲りもなく、和気の気候風土に合う新しい薬草木を調査して植栽の検討を始めようかと思い、歳と身体に相談している。
 ただ、先人を偲び、サンシュユの景観を愛でるために2022年の春秋の2回、「渡来300年記念山茱萸まつり」は黄雲泊で開けるように、黄雲泊のサンシュユは今まで以上に気を配って育てて成功させたい。
 なお、「和気の気候風土とサンシュユ植栽の適合性について」は残部が少数あります。ご関心のある方はご請求ください。

後日談 : サンシュユが和気には不適と公表したら、道で会う人、来訪される方、皆さん次々に「私もサンシュユ駄目でした」と言われ、今まで気を使ってくださっていたのだなと。
 そして親しく話せる人が増えた。

そしてまた、「くちなし」は「苦ちな死」で、田舎では余り植えない植物ですよとも・・・。
いや―いろいろあるな !!






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EM菌とサンシュユ
 NPO法人 薬草木を育てて地域産業と観光資源を創る会には、誠実で熱心な協力者、行正さんのご夫妻がおられる。
はご主人の行正朝光さんは、無農薬栽培、生ゴミの再生肥料、特にEM菌による畑の地力の強化、汚れた河川や池の水質浄化などに取り組んでおられる。
 行正さんはサンシュユ事業中止が残念で、ご自身やお仲間で研究されている方法でサンシュユ不適の和気でサンシュユを普通に育てられるようにできるから、やってみようと申し出を頂いた。
 ただ、理論は、結界とか、波動とか、磁力とかの言葉が出てきて、ムッムッって感じで、農水省関係からは「そんな事,止めてくれ」と言われたそうだ。
 だが、何事もやってみなければわからないし、瓢箪から駒ってこともある。少なくとも本気でやっている人に同調して遊ぶのは面白い。


 EM菌液だけでなく、今回は「EM菌と塩と竹炭」で固めたブロック状の団子をサンシュユの周りに埋める。塩?・・・大丈夫かなぁ・・・と心配になるが、まあ任せておこう。
 ただ、電柱に紐を結んで、その紐で畑を囲うと結界で出来て・・・には、ちょっとついていけないが、まあ任せておこう。
 一緒に穴堀り。これも余生のひと時。

 

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薬膳学校実習課程と今後

 2月20日は、薬膳学校実習で、薬敦排骨に由来するとおもわれるシンガポールのローカルフード「肉骨茶・bak kut teh・バクテー」を調理した。
 これはシンガポールで働く中国人労働者の食事が名物化したものと思われ、すでに調理実習をした薬敦排骨に由来するのではないだろうか。
 党参、当帰、桂皮、玉竹など10種以上の生薬の煎じ液に豚のスペアリブとニンニクを加えて煮込む。
 胡椒を振って食べる。
 シンプルな料理なので、副食は各自が持ち寄り、あるいは実習の合間に調理する。
 白飯は7分搗きの××クイーンに糯米を加えたもの。
 副食が多彩で豪華。ディナー並みで大いに盛り上がる

 ある生徒は「先生が自分で想像する以上に、皆は薬膳学校を楽しみにしていますよ」と。確かに年賀状にも、いろいろ書いてくれた。
 着々と薬膳のプロが育っている。
 「和気駅前にサロン兼の薬膳食堂を開けるよね」という話題が出てきた。よかった。

 薬草茶・健康茶・ハーブティーを追求することになって、香り成分(精油)の分離、ブランテーや焼酎精製等に応用できる局方精油定量器を入手した。
 これで楽しいことができる !!!